日本酒は悪酔い・二日酔いになりやすい?ならないための対策や治し方はコレ!!

2024-10-10

みなさんは『悪酔い』や『二日酔い』になったことはありますか?

おそらくこの記事をクリックしたということは、日本酒を飲みすぎて悪酔いや二日酔いになったことがある人か、今タイムリーに二日酔いになっている人が見ているのではないかなと思います。

今回は日本酒を飲むと悪酔いや二日酔いになるのかそして悪酔いや二日酔いの原因や治し方、ならないための対策について紹介します!

日本酒だから悪酔いや二日酔いしやすいのか?

よく「日本酒を飲むと悪酔いや二日酔いになる」と聞くことがありますが、日本酒だから悪酔いや二日酔いになってしまうのでしょうか?

先に結論を言うと「日本酒だから」ではありません。

実際、私は日本酒が大好きでよく飲んでいますが、二日酔いになったことはありません。
(悪酔いは何回かあります。笑)

そのイメージがついている原因は、個人的な見解でいうと大学生など若い時にお酒をたくさん飲む場で日本酒をたくさん飲み、悪酔い・二日酔いになってしまうケースが多いから、だと思っています。

そのため、日本酒 = 悪酔い・二日酔いになりやすいとなっているのかなと考えます。

原因は単なる「飲み過ぎ」

悪酔いや二日酔いの原因は飲んでいるお酒の種類ではなく、単純に「飲み過ぎ」が原因です。

もちろん人によって体質が違っていたり、日によって体調も変わってくるため、同じ量を飲んでも悪酔い・二日酔いする時もあればしない時もあるかと思いますが、悪酔い・二日酔いになってしまうときの大きな原因はこれです。

悪酔い・二日酔いによくなってしまうなと思って調べていた人は『飲み過ぎないこと』が1番大事ですね!

また、日本酒で悪酔い・二日酔いになってしまうイメージがある人も、飲む量をしっかり考えて適量を飲むと後にも残らず、楽しく飲めるのではないでしょうか。

「悪酔い」と「二日酔い」の違い

ここまで悪酔い・二日酔いとたくさん言ってきましたが、この2つの言葉の違いは知っていますでしょうか?

悪酔いと二日酔いの症状は同じですが、症状が現れるタイミングが異なります。

  • 悪酔い:飲酒から2〜6時間で症状が出る
  • 二日酔い:飲酒から8時間以上経ってから症状が出る

症状が出るタイミングによって、呼び方が変えているんですね。

なぜ悪酔いや二日酔いになるのか?

お酒を飲み過ぎると悪酔いや二日酔いになることはわかましたが、なぜお酒を飲み過ぎると悪酔いや二日酔いになってしまうのでしょうか?

アルコールは肝臓で分解を行いますが、この分解過程で「アセトアルデヒド」という毒性物質が発生します。

この「アセトアルデヒド」を肝臓でさらに無害な「酢酸」に分解し、最終的に二酸化炭素と水になって排出されます。

お酒を飲み過ぎた場合、この「アセトアルデヒド」が大量に発生してしまい、肝臓での処理が追いつかなくなった結果、頭痛や吐き気の症状として現れるそうです。

人によって肝臓での分解能力に差はありますが、悪酔いや二日酔いにならないためには、お酒の種類に限らず、ゆっくり適量のお酒を飲むことがとても大事ですね!

悪酔いや二日酔いの治し方

「飲み過ぎない」ということが、悪酔いや二日酔いにならないためには大事ということはわかったと思います。

とはいえ、やはり飲みの場では楽しくてついつい飲み過ぎてしまうことがほとんどですよね。

自分にとっての適量を把握しておくことが一番大事ですが、飲み過ぎて悪酔い・二日酔いになってしまった時、治し方があるのかについても調べてみました。

すぐ治るものはない!!!

結論から言うと、悪酔いや二日酔いになってしまった場合、すぐに治るような薬やすぐに効く治し方はありません!

悪酔いや二日酔いになって辛い場合は、今度はそうならないように対策を取ることが大事です。

どうすれば飲み過ぎないかをしっかり考えてみるのが良いでしょう。

とはいえ、悪酔いや二日酔いは辛いと思うので、なるべく早く良くなるためにすると良い事を紹介します!

頭痛

悪酔い・二日酔いによって発症する「頭痛」や「胃もたれ、吐き気」は、実は根本原因が違うようです。

「頭痛」の根本原因は、アルコールの利尿作用による体が脱水状態になっているためのようです。

そのため、早く頭痛を治したい場合は水分をたくさん飲むことが大事です。水でもいいですが、効率的に補給できるスポーツドリンクや経口補水液などもおすすめです。

それでも酷い場合は、市販の頭痛薬や内科や胃腸科の病院に行って診てもらうことをおすすめします。

胃もたれ・吐き気

「胃もたれ・吐き気」の根本原因は、アルコールによって胃などの粘膜にダメージを受けてしまうためのようです。

ダメージを受けた胃には、白湯や常温のお水で水分補給をすることで、分泌されすぎた胃酸を薄めてダメージを和らげることができます。

また、食事はお粥や野菜スープなど暖かくてあっさりしたものを食べることで胃の負担も減らすことができます。オレンジジュースもアルコールの分解や水分補給を補助する効果があるのでおすすめです。

悪酔いや二日酔いにならないための対策

悪酔いや二日酔いは飲み過ぎないようにすることが一番大事ですが、他にも対策できることはあります。

悪酔いや二日酔いになってからでは遅いので、お酒を飲む前、飲んでいる時、飲んだ後に行う対策を紹介します!

飲む前にすること

① 胃に食べ物や飲み物を入れておく

これはみなさんわかっていることと思いますが、「胃に食べ物や飲み物入れておくこと」が大事です。

空きっ腹で飲むと酔ってしまうのは、アルコールが胃や腸で急速に吸収されるため、血中のアルコール濃度が急速に上がるためです。

何かしらお腹に入れておくと、吸収が穏やかになるだけでなく、アルコールも薄まるため、悪酔いや二日酔いになりにくくなります!

② そもそも飲む時のルールを作っておく

結局、飲み過ぎが原因で悪酔いや二日酔いになるため、「飲む前にルールを作っておくこと」が大事です。

ルール作ってもたぶん守らないよ〜って思うかもしれないですが、作っておくだけで少しは自分自身の中で理性が効いてくるかと思います。それによって、飲む量は少しは抑えられるかなと思います。

また、周りの家族や友達にそのルールを共有しておくことで、周りの人が止めてくれる可能性もありますよね。ぜひ作っておくことをおすすめします!

飲んでいる時にすること

① おしゃべりをする

飲んでいる時にすると良いのが、「おしゃべりすること」です。

飲み過ぎてしまうのはお酒を飲める状態にあるからです。おしゃべりをしながら飲むと、話している間はお酒を飲むことができないため、飲むペースを抑えることができます。

また、話すことによって代謝も上がるため、アルコールの分解も早くなり、悪酔いや二日酔いになりにくくなるそうです。

② タンパク質やビタミンB郡が多いものを食べる

タンパク質はアルコールの分解酵素の働きを補助する役割があります。また、ビタミンB郡はアルコールの代謝を補助する役割があります。

そのため、お酒を飲んでいる時はおつまみで枝豆やチーズ、豚肉、生ハム、ブリ、ナッツ、フルーツなどを食べるとタンパク質やビタミンB郡を摂ることができるので、ぜひ覚えておくと良いですね。

③ お酒と一緒に水を飲む

これもみなさんわかっていることだと思いますが、「お酒と一緒に水を飲むこと」です。

悪酔いや二日酔いの症状の中で頭痛や胃もたれ、吐き気は、脱水状態によるものや胃などの粘膜にダメージを受けていることが根本原因でした。

お酒と一緒に水を飲むことで飲んだアルコールが薄まるため、胃などの粘膜へのダメージは薄まります。また、不足する水分も補うことができるので、お酒と一緒に水を飲むことはとても大事です。

飲んだ後にすること

① 水を飲む

先程と一緒ですが飲み終わった後でも「水を飲むこと」が大事です。

アルコールには利尿作用があり、飲んだ後もたくさん体から水分が放出されるため、飲んだ後も水を飲むことは大事ですね。

② 入浴は控える

入浴をすると血行が良くなり、酔いが回るのもありますが、体から水分が抜けてしまうため、脱水状態になってしまいます。

脱水状態にならないためにも軽くシャワーで済ませたり、お湯の温度をぬるめに設定したりなどすることをおすすめします。

結局、飲み過ぎないことが大事!

今回は悪酔いや二日酔いについてお伝えしていきました!

日本酒を飲むから悪酔いや二日酔いになるのではなく、飲み過ぎることが原因とわかったかと思います。

お酒好きな方ばかりだと思いますので、飲み会の時はしっかり対策をして、悪酔いや二日酔いにならない程度に飲んで楽しんでいきましょう!

普段は日本酒のおすすめなども紹介していますので、そちらもぜひ見てみてください!

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◾︎ 参考
白鶴酒造オンラインショップサイト https://www.e-hakutsuru.com/blogs/column/waruyoi?srsltid=AfmBOorvbz9J1VJqp1zygKRK-0zsJPOM3MIwsnqCmseHXwlqeI6TMU1l

大正健康ナビ https://www.taisho-kenko.com/column/123/#ID1