【日本酒レポあり】兵庫県のイチ押し日本酒、播州一献4種類を紹介!

2024-11-05

今回は兵庫県で有名な日本酒の酒造、山陽盃酒造から出ている『播州一献』の飲み比べをしてみました。

酒造の特徴や今回飲んだそれぞれの銘柄の風味の違いについて紹介します!

播州一献について

播州一献を造っている『山陽盃(さんようはい)酒造』は、兵庫県宍粟(しそう)市にあり、とても歴史が深い酒造です。

創業は天保8年(1837年)で、180年余り兵庫県の播磨地方というところで日本酒を醸し続けています。とても長い歴史がある酒造ですね。

その酒造を代表する銘柄が『播州一献』です。この名前には「播州を詰め込んだわたしたちのお酒を一杯どうぞ」という意味が込められているようです。

アクセス

  • 公式サイト:http://www.sanyouhai.com/
  • 営業時間:11:00~16:30
  • 定休日:年末年始
  • 住所:兵庫県宍粟市山崎町山崎28
  • 駐車場:
    あり。さつき通り(酒蔵通り)沿いの酒蔵倉庫前に数台分
    ※西側への一方通行です。
  • 電話番号:0790-62-1010

酒造蔵元には、直営の販売店も併設しています。

徒歩で行く場合は「山崎バス停」で下車して約7分歩くと着きます。山崎バス停行きは、姫路駅、三宮駅、播磨新宮駅から発のバスがあるようです。

また、「山崎インターバス停」で下車して約15分歩く方法もあるようです。山崎インターバス停行きは、三宮駅、大阪駅、津山駅から発のバスがあるようです。

車で来る場合は、「山崎IC」から約5分で着きます。

播州一献の特徴

山陽盃酒造を代表する銘柄『播州一献』は下記の特徴があります。

  • 旨みを感じながらも後半はスッと消えていくようなキレのある味わい
  • 兵庫県最高峰の氷ノ山の伏流水である揖保川水系の水を使用してため口当たりの良い
  • 山田錦をはじめ、兵庫県産の酒米だけを使用している

山陽盃酒造では『もう一杯飲みたい』と思えるようなお酒や日常的に食卓に置いてもらえるような身近なお酒を造ることを目指しています。

播州一献飲み比べ日本酒レポ

ここからは実際に飲み比べした播州一献の風味の違いを紹介していきます。

播州一献 純米吟醸 愛山

1つ目は、限定流通の『播州一献 純米吟醸 愛山』です。播州産の愛山という酒米で作った純米吟醸酒です。

純米吟醸酒などの日本酒の種類については下記の記事で詳しく説明してます。

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この銘柄は3月は生酒、8月は火入れされたものが出荷されます。今回、私は火入れしたものを飲みました。

愛山という酒米は、甘さに偏るのが特徴らしいですが、この銘柄は酸、甘み、旨み、キレすべてを兼ね備えたジューシーな日本酒に仕上げているようです。

実際飲んでみると、その通り旨みと甘みが優しく柔らかく広がり、味わい深い日本酒でした。後味は程よい酸味とキレを感じてとても喉越しがよく、とても飲みやすくて美味しかったです!

創業天保8年(1837年)。日本酒「播州一献」、シードル「ロンロン」の蔵元。発酵の町宍粟にて、兵庫県産の米にこだわり、食卓に笑顔を咲かせる酒を製造。(3月)生(…
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播州一献 純米吟醸 ひやおろし

2つ目は、同じく限定流通の『播州一献 純米吟醸 ひやおろし』です。

この銘柄はひやおろしと呼ばれるもので、4月に搾ったお酒を夏の間は熟成させて秋に出荷しています。

ひやおろしについてはこちらの記事で詳しく説明しています。

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酒米は地元の播州産山田錦を使っているようで、際立つ酸とコクのある飲み口で、柔らかい口当たりの落ち着いた味わいになっているようです。

実際飲んでみると、ひやおろし特有のまろやかで柔らかい旨みやコクを感じ、こちらも味わい深い日本酒でした。

創業天保8年(1837年)。日本酒「播州一献」、シードル「ロンロン」の蔵元。発酵の町宍粟にて、兵庫県産の米にこだわり、食卓に笑顔を咲かせる酒を製造。9月~11月…
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播州一献 純米吟醸 超辛 播州山田錦

3つ目は、限定流通の『播州一献 純米吟醸 超辛 播州山田錦』です。こちらは通年を通して販売されているものです。

播州一献には「超辛シリーズ」というものがあり、その中でも純米吟醸の超辛がこちらの銘柄です。

酒米は特A地区の播州吉川産山田錦を使っており、果実感じる爽やかな酸と、キレの良さを支える豊かで穏やかなお米の旨みになっているようです。

実際飲んでみると、辛口で飲み口は爽やかでスっと飲みやすく、酸とお米の甘みと旨みのバランスが良くて美味しかったです!

創業天保8年(1837年)。日本酒「播州一献」、シードル「ロンロン」の蔵元。発酵の町宍粟にて、兵庫県産の米にこだわり、食卓に笑顔を咲かせる酒を製造。通年播州一献…
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播州一献 純米大吟醸 播州吉川産山田錦35

最後は、地元流通の『播州一献 純米大吟醸 播州吉川産山田錦35』です。こちらは地元の兵庫県で流通している銘柄です。

酒米は特A地区の播州吉川産の山田錦を35%まで磨き上げた純米大吟醸です。

最高の環境で造られた播州吉川産の山田錦を贅沢に磨き上げているため、お米本来の甘みや旨みがバランスよく、若いメロンのような香りと透明感のある滑らかな口当たりになっているようです。

実際飲んでみると、本当に1口飲んでみると驚くような味わい深さでした!芳醇なお米の甘みと旨みがあり、これこそジューシーというような味わいでした。雑味もまったくなく、これが純米大吟醸かと感じるような日本酒でした!

値段は高いですがこれはかなりおすすめの1本です!

創業天保8年(1837年)。日本酒「播州一献」、シードル「ロンロン」の蔵元。発酵の町宍粟にて、兵庫県産の米にこだわり、食卓に笑顔を咲かせる酒を製造。播州一献 純…
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播州一献飲んでみてください!

今回は兵庫県の山陽盃酒造の『播州一献』の銘柄をいくつか実際に飲んで紹介しました。

どれも旨みを感じつつ、キレのある味わいで、酒蔵が目指している日本酒そのものだなと思いました。

また様々な種類もあり、それぞれ特徴も違っており、飲み比べすると楽しかったので、ぜひみなさんも飲み比べて見てください!

他にも日本酒について紹介している記事もあるので見てみてください。

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次回の日本酒レポもお楽しみに!

◾︎ 酒造情報
山陽盃酒造
公式サイト:http://www.sanyouhai.com/
営業時間:11:00~16:30
定休日:年末年始
住所:兵庫県宍粟市山崎町山崎28